ゲーム「あつまれどうぶつの森(通称、あつ森)」が我が家にもたらしてくれた恩恵に対して、開発元の任天堂さんへの感謝の気持ちを綴る記事です。
3月末にコロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言が発令され、娘(5歳)の通っている幼稚園も2ヶ月近く閉園となっていました。
外に出られず友達とも遊べない、家でも親が仕事をしていて遊んでくれないという環境の変化は子供にとってもストレスが大きかったはずです。そんな中、「あつ森」の島の中で魚を釣ったり虫を捕まえたり、DIY したりファッションを楽しんだりしながら、なんとかこの期間を乗り切ることができました。
あつ森がなかったら、この在宅期間は相当厳しいものになっていたと思います。大袈裟に聞こえるかも知れませんが、あつ森が家庭の危機を救ってくれました。
5月末に緊急事態宣言が解除され、6月には幼稚園も再開されました。たまたま上野の 国立科学博物館 も営業が再開されたことを知り、「あつ森で魚や虫の名前もたくさん覚えたことだし、前より楽しんでくれるかな?」と、ネットで予約して家族3人で行ってみました。
以前は恐竜を怖がり、他の展示にもほとんど興味を示さなかった娘ですが、今回は食いつきが全然違いました。
「あ、ジンベイザメにコバンザメがくっついてる!」
「見て、モルフォチョウいるよ! ヨナグニサン見つけた!」
ゲームで覚えた生き物の標本や模型を見つけて大興奮でした。あつ森が知的好奇心のエントリーポイントになったことは間違いありません。
近くにいた親子も「タガメいたよ!」などと盛り上がっていたので、彼らもあつ森民に違いないとほっこりしました。
最近は母(娘の祖母)もあつ森を始め、オンラインで娘と一緒に遊べるようになりました。母は都内在住ですが、遊びに行くにはそれなりに距離があるので、コロナ禍が始まってからまだ一度も娘を会わせることができずにいました。
今は LINE で通話しながらお互いの島を行き来して、洋服や資材を交換したりして楽しくやっています。
僕はスーパーファミコン世代で、幼少の頃はよく兄とゲームで遊んでいました。母はゲームに寛容で、「ゲームのおかげでひらがなも読めるようになったし、ゲームは教育に良い」などとよく言っていましたが、僕も親になって同じように感じています。
その頃から30年近く経った今も、3世代に渡って楽しませてもらえてるんだから凄いことだなと思います。任天堂さん、本当にありがとうございます。
Nintendo Switch はまだ世界的に品薄で、正規の販売価格では手に入りにくい状態が続いているようです。入手を待ち望んでいる多くの人たちに、早くこの楽しい時間が届けられますように。
(Twitter で「Switch 在庫情報」を発信しているアカウントもいくつかあるので、それらのアカウントをフォローして入荷情報をウォッチしておくと定価で手に入る確率は上げられると思います。「どうぶつの森セット」の定価は 2020年7月現在 39,556円 です。)
P.S. こちらは在宅期間中に一緒に遊びで作った実況プレイ動画です。テレビ画面をスマホで直接撮影した手作り感満載の仕上がりになっています。よかったら見てやって下さい。
国立科学博物館の研究員さんにインタビューをしたこちらの記事も面白いです!